1基1,000円前後の高コストパフォーマンスな「Sirius Loop」

まずは3基パックの実勢売価が2,750円前後と、4モデルのなかで最も安価で、某価格比較ポータルサイトの「ケースファン 注目ランキング」でトップ（3月下旬時点）にランクインしている「Sirius Loop ASL120」を紹介していこう。円形フレームに添って、RGB LEDが埋め込まれており、吸気と排気側のどちらからでもLEDイルミネーションを楽しめるようになっている。

サイズは120mm径でPWM制御に対応。低コストかつ堅牢なシンプル設計のスリーブベアリングを採用し、回転数は500～1,800rpm、風量50CFM、静圧1.67mm/H2O、ノイズレベル27dBAとスペックは十分。そのうえメーカー保証も2年間と長めで、コストパフォーマンスが高い。

お値打ち価格が嬉しい3基パック「ASL120FAN-3PK」のパッケージ	円形フレームを採用する「Sirius Loop ASL120」

円形フレームと台形スタンドで構成され、鎌状ファンブレードを7枚備えている	排気側のLEDはフレームで途切れるため、キレイな円形とはいかないが、どちらの向きでも使えるのは魅力だ

軸部分にはIn Winロゴが描かれている。また、軸受けには低コスト、低ノイズ、かつ誤作動が少ないシンプルなスリーブベアリングを採用	一部の空冷CPUクーラーとは組み合わせられないが、スタンド部には剛性を高めるリブが備わっている

スタンド部の防振ゴムは、自身で取り付ける必要がある

PCケーストップやフロントに複数搭載する際も配線がラクなデイジーチェーン接続に対応する