エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.980
2021.04.03 更新
文:撮影・藤田 忠
最後は高輝度ARGB LEDと透明の円形フレーム・ブレードを採用する120mm径の「Saturn ASN120」と、140mm径の「Saturn ASN140」を紹介していこう。軸部分に内蔵された8個の高輝度ARGB LEDと、周辺の透明なコンポーネントとの組み合わせにより、独特なLED演出を実現している。
ここまで紹介してきた3モデルと比べると、価格は120mm径の3基パックで4,500円前後と導入コストはアップするが、その価格に見合った特徴が盛り込まれている。とくに120mm径モデルは、これまでのモデルと同じ500~1,800rpmの回転数ながら、風量と静圧は4モデル中最も優秀な77.17CFMと3.12mm/H2Oを実現。さらに独自のコントローラーと、デイジーチェーンコネクタで、電力供給とLED制御を1本のケーブルで可能にしている。ただ、これまでのモデルと異なり、電力供給などは独自コントローラーを経由するため、まずはコントローラーが付属している3基パックを購入する必要がある。
独自コントローラーの付属する3基パック。120mm径の「Saturn ASN120」と140mm径の「Saturn ASN140」を用意 |
「Saturn ASN1×0」シリーズの1基パックは、ファンの追加用なので注意しよう |
半透明のホワイトブレードと透明の円形フレームが特徴的な「Saturn ASN1×0」シリーズ |
透明な円形フレームと台形スタンドで、構成されている。ブレードは9枚で、軸部分にはARGB LEDを8個内蔵している |
凹凸あるラインが施されたサイドフレーム。サイドからも光りを拡散するようになっている |
これまでのモデルと同じく、防振ゴムを装備するが、標準で取り付け済みになっている |