エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.982
2021.04.05 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ソールや裏面のシールに隠されたネジを取り外し、フレームを開封する。勢い余って剥がす必要のないソールまで剥がしてしまったが、ひとまず内部にアクセスできた |
さて、続いては「CLUTCH GM41 LIGHTWEIGHT」の軽量ボディに隠された内部は、いったいどのような構造になっているかを見ていこう。比較的余裕のある基板中央に実装されているのが、Pixart製の光学式センサー「PWM3389」だ。マウスボタンは、左右クリックが6,000万回耐久のオムロン製「D2FC-F-K(60M)」で、サイドボタンにはHuano製マイクロスイッチが採用されている。
内部の2/3ほどの面積を占めている基板。各種スイッチやコネクタ、センサー類が無理のないレイアウトで実装されている |
中央に実装されていた、光学式センサーのPixart「PWM3389」。基板裏のすぐ隣には、dpi切り替えボタンが搭載されていた |
6,000万回入力の耐久性を誇る、オムロンの高耐久マイクロスイッチ「D2FC-F-K(60M)」 |
スクロールホイールとロータリーエンコーダ |
サイドボタンにはHuano製のマイクロスイッチを採用。3pinコネクタで基板に接続されている |
ARM Cortex M0+ベースの32bit MCU HOLTEK「HT32F52352」 |
ARGBに対応する高輝度LEDモジュール。フレーム上部には距離があるため、光を集束させるガイドが取り付けられている |
マウスケーブルは4pinコネクタで接続。基板裏を通って配線されている |
いまやゲーマーの必需品の一つになっている、ゲーミングヘッドセット。軽量マウスの使い手なら、ヘッドセットも軽量タイプがお好みでしょ? |
ここで一旦脱線して、MSIから「CLUTCH GM41 LIGHTWEIGHT」とセットで届けられたゲーミングヘッドセット「IMMERSE GH20」をご紹介しよう。こちらも重さがわずか245gという軽量デザインを特徴とするヘッドセットで、軽量マウスの「CLUTCH GM41 LIGHTWEIGHT」にとっては、まさにベストパートナーと言える製品だ。
超軽量ボディによる快適な装着性が魅力で、メガネユーザーにも配慮したというイヤークッションの柔軟性もトピック。40mmの大口径ネオジムドライバーと可動式の高感度マイクを搭載、コンシューマゲーム機にも対応する3.5mmミニプラグで接続する。
MSI最軽量のゲーミングヘッドセットとして3月から販売が始まっている「IMMERSE GH20」。その重量は、ヘッドセットとしてはかなり軽量な245gだ |
メガネを着けたままでも痛くならない、柔軟性の高いイヤークッションを採用 | 可動式の高感度マイクは着脱式のため、不要な場合は取り外せる |
ケーブル半ばに備えるインラインコントローラ。ボリューム調整やマイクミュートが可能 | 接続インターフェイスは3.5mmミニプラグで、PCだけでなくNintendo SwitchやPS5などにも対応している |