キースイッチはリニアタイプのCHERRY MXを採用

ゲーミング用途にはうってつけと言える、高速スイッチCHERRY MX Speedを搭載したモデルをラインナップする

「K70 RGB TKL」に採用されているキースイッチは、CHERRY MX SpeedおよびCHERRY MX Redの2種類。いずれもクリック感のないリニアタイプのメカニカルスイッチだ。

特に評価機の「K70 RGB TKL CHAMPION Cherry MX Speed」に搭載されているCHERRY MX Speedは、ストローク3.4mmかつアクチュエーションポイント1.2mmの短接点仕様。アクチュエーションポイント（認識点）も全体のストローク距離も浅めのため、スタンダードなCHERRY MX（ストローク4mm/アクチュエーション2mm）と比較して40％の高速入力が可能とされる。荷重は45cN（1cN＝0.98g重）と軽快で、1億回入力に耐える耐久性も備えている。

CHERRY MX Speedの押下特性

PBT樹脂を採用し、2色成形で仕立てた「PBTダブルショットキーキャップ」。厚みもかなりのものだ

また、一般的なABS樹脂に比べて熱や油分に強いPBT（ポリブチレンテレフタレート）樹脂を採用した「PBTダブルショットキーキャップ」も要チェックだ。優れた耐久性を備えた肉厚のキーキャップで、物理的に刻印が消えることがない2色成形。筐体だけでなく、キーキャップにもしっかりコストがかけられている。

そしてすべてのキーには1,680万色発光のRGB LEDを内蔵。バックライトを透過するクリア素材を組み合わせた2色成形キャップにより、効果的にイルミネーションを魅せる仕様だ。

ハードウェア切り替えも可能なRGB対応のバックライトLEDを内蔵している