エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.996
2021.05.11 更新
文:/撮影・pepe
組み立てが完了した「Optix MAG274QRF-QD」の外観をチェックしていこう。向かって正面のデザインはおとなしいが、背面にはアクリル加飾やヘアライン加工、RGBイルミネーション「Mystic Light」、そしてMSIゲーミングバッジをあしらうことでゲーミングを意識したデザインとなっている。左下にはOSD制御用のスイッチ、右側には防犯用のケンジントンロック、アームの中央にはケーブルマネジメントホールを備える。
パターン模様が入ったアクリル加飾の上部にRGBイルミネーションを搭載する |
付属のUSBケーブルを接続することでRGBイルミネーション「Mystic Light」の制御が可能 | 上部の通気口は控えめで、発熱が抑えられた設計であることがうかがえる |
OSD制御スイッチは上下左右と押し込みに対応 | アーム中央のケーブルマネジメントホール |
フレームは上部と左右が狭額縁仕様のベゼルで、フレームと非表示エリアを合わせて約8.9mm、電源スイッチがある下部は約23.5mmとなっている。また電源スイッチ同様に、左側はデスクトップOSDアプリ「Gaming OSD」を呼び出す専用のショートカットキーを備え、設定により各種機能を割り当てることができる。
狭額縁仕様のベゼルでマルチディスプレイ環境にも適している |
フレーム下部の右側は電源スイッチ、左側は「Gaming OSD」を呼び出す専用ショートカットキー |
「Optix MAG274QRF-QD」の特徴として、多彩なレイアウトを実現する4つの角度調整機能がある。前後画面角度を調整するチルト角は+20°~-5°、アーム部分のエレベータによる昇降は130mmの上下高さ調整を備え、さらにアームを軸として左右に回転するスイベルは+75°~-75°、液晶パネルを縦方向に回転させるピボットは+90°~-90°で、左右どちらからでも回転させることができる優れモノだ。
前後画面角度を調整する+20°~-5°のチルト |
130mmの上下の高さ調整 |
アームを軸に左右に+75°~-75°回転するスイベル |
液晶パネルを縦方向に+90°~-90回転させるピボット |
左右どちらの方向にも回転するため、PCの設置場所やケーブルの長さによる制限を受けにくい |