エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.997
2021.05.13 更新
文:撮影・こまめ
キーボードはテンキーなしでバックライト対応。配列は標準的な日本語配列(061JPは英語キーボード)だが、キーボード右側で一部のキーが隣接している。とは言え、普通に使うぶんには違和感はない。キーピッチは実測で19mm程度。キートップがモバイルノートPCとしては大きい (16.2mm)ので、押し間違いが少ないはずだ。キーストロークはやや浅く、平均で1.09mmだった。キーを押した瞬間のクリック感が固いので手応えはしっかりしているものの指を押し戻す力が弱いので、デスクトップPC向けのキーボードに慣れている人ならテンポよく打ちづらいかもしれない。キーを押し込まずに軽いタッチで入力する人向けだ。
パームレストはブラックのアルミ製 | バックライトは明るさを3段階で調整可能 |
Enterキー周辺で一部のキーが隣接しているが、違和感は特に感じられなかった |
ストロークが浅く、タイプ感は軽い。入力時にタイプ音がカタカタと聞こえるが、うるさくはない |
付属の「MSI Pen」を使えば、手書き入力が可能だ。ペンはMSIによる独自開発で、認識方式はMPP (Microsoft Pen Protcol)2.0。4,096段階の筆圧感知と傾き検知に対応している。ペンのスペック的には、本格的なイラスト制作にも利用できるだろう。
ディスプレイがグレア仕上げのため、摩擦の少ないツルツルとした書き心地だ。遅延はわずかに感じられるものの、気になるほどではなかった。ただややゆっくりと線を引くとブルブルと震えるように描かれるので、人によっては慣れや調整が必要かもしれない。
4,096段階の筆圧感知と傾き検知に対応 | ペンはType-Cによる充電式(充電用のケーブルは同梱) |