「CrystalDiskMark 8.0.1」でデータサイズの違いをチェック
ここからは「CrystalDiskMark 8.0.1」を使い、データサイズによる性能の違いを中心に確認していこう。
デフォルト (ランダム)
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【16MiB(MB/s)】
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【16MiB(IOPS)】
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【64MiB(MB/s)】
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【64MiB(IOPS)】
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【256MiB(MB/s)】
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【256MiB(IOPS)】
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【1GiB(MB/s)】
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【1GiB(IOPS)】
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【4GiB(MB/s)】
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【4GiB(IOPS)】
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【16GiB(MB/s)】
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【16GiB(IOPS)】
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【64GiB(MB/s)】
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【64GiB(IOPS)】
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シーケンシャルアクセスは読込が最高2,552MB/sec、書込が最高1,843MB/secで、いずれも公称値超える良好なスコア。データサイズによる違いも64GiBの書込で約170MB/secとやや下げ幅が大きいものの、それ以外は約2%の誤差とごくわずかで、常に安定したパフォーマンスが期待できる。
またランダムアクセスは、読込が最高約348,000 IOPSで公称値の2.5倍以上、書込も約1.5倍の最高546,000 IOPSを記録する会心のスコア。4GiB以降ではスコアに落ち込みが見られるものの、「EG2VNQ」シリーズがターゲットにしているカジュアルユースでこれほどサイズの大きいデータを扱うことはまれ。実際の運用ではほとんど影響がないはずだ。
All 0×00 (0Fill)
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【16MiB(MB/s)】
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【16MiB(IOPS)】
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【64MiB(MB/s)】
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【64MiB(IOPS)】
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【256MiB(MB/s)】
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【256MiB(IOPS)】
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【1GiB(MB/s)】
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【1GiB(IOPS)】
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【4GiB(MB/s)】
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【4GiB(IOPS)】
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【16GiB(MB/s)】
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【16GiB(IOPS)】
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【64GiB(MB/s)】
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【64GiB(IOPS)】
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「All 0×00 (0Fill)」では、シーケンシャル読込は最高3,468MB/sec、書込は最高3,256MB/secで、いずれもインターフェイスの限界に近いスコア。データサイズによる差もほとんどなく、圧縮率の高いデータであればPCI-Express3.0(x4)接続のハイエンドモデルと比較しても何ら遜色ないパフォーマンスを発揮する。
さらにランダムアクセスも読込最高約831,000 IOPS、書込最高約802,000 IOPSで大幅に上昇。ただし、こちらは1GiBから徐々にスコアが低下し、64GiBでは読込が約205,000 IOPS、書込は約133,000 IOPSで頭打ち。このことから「EG2VNQ」シリーズはサイズの大きいデータは苦手としているようだ。