エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1013
2021.06.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
次に人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアを確認していこう。解像度はこれまでと同じ3種類で、グラフィックスクオリティを“最高”、APIはDirectX 12を選択し、レイトレーシング機能とDLSS(バランス)を有効にした状態でも計測を実施している。
基本的に画質よりもフレームレートが重視されるゲームだが、「ROG-STRIX-RTX3080Ti-O12G-GAMING」を使えば最高画質でも4Kで90fpsを超え、高フレームレート液晶ディスプレイとの組み合わせも現実的だ。なおレイトレーシング機能はかなり負荷が高く、快適にゲームをプレイするのはWQHDが限界。ただし、DLSSを有効にするとWQHDなら約120fps、4Kでも約85fpsまでフレームレートを引き上げる事ができる。
また「GeForce RTX 3080 Ti Founders Edition」との比較では、すべての解像度で約4fps上昇しており、少しでもフレームレートを稼ぎたいならオーバークロックモデルの中でも特に高速な「ROG-STRIX-RTX3080Ti-O12G-GAMING」を選択したい。
ゲーム系ベンチマークのラストは、オープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のスコアを確認していこう。画質設定は“最⾼”、解像度はこれまで通りで、こちらもレイトレーシング機能およびDLSS(バランス)を有効にした状態でも計測を行っている。なお測定にはゲーム内ベンチマークを使⽤している。
AAAタイトルの中でも特に重いタイトルとして知られる「Watch Dogs Legion」だが、レイトレーシング機能を無効、またはDLSSを有効にした状態なら4Kでも60fpsをクリアすることができる。バトルロイヤルゲームほど高フレームレートが追求されるゲームではないため、「Watch Dogs Legion」なら高画質設定でのプレイがオススメだ。なお「GeForce RTX 3080 Ti Founders Edition」や「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」との比較では、これまでのテストに比べると差は小さいものの、いずれも上回るスコアを記録した。