エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1015
2021.06.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4x4本で、最大128GBまでの大容量メモリを増設可能。さらにメモリ回路を独立することでノイズを低減する「DDR4 Boost」設計を採用し、最高5,066MHzの超高クロックメモリをサポートする。
グレーとダークブルーの2色に色分けされたメモリスロットは、CPUソケット側からDIMMA1/A2/B1/B2の並び。2枚で運用する場合はダークブルーのDIMMA2/B2を使用する |
「Click BIOS 5」には、800MHz~8,266MHzまでのメモリクロック設定が用意されていた |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)x6に加え、PCI-Express4.0(x4)接続x1、PCI-Express3.0(x4)接続x2の計3基のM.2スロットを搭載。また1基分になるが専用ヒートシンク「M.2 Shield Frozr」も標準で付属する。
中段のM.2スロットには専用のヒートシンク「M.2 Shield Frozr」を標準装備。上段や下段のM.2スロットに付け替えることもできる |
上段(M2_1)のM.2スロットはCPU直結のPCI-Express4.0(x4)接続。第11世代Intel Coreプロセッサを搭載している時のみ使用できる | 中段(M2_2)と下段(M2_2)はいずれもチップセット経由のPCI-Express3.0(x4)接続 |
SATA3.0(6Gbps)は、基板下側に2ポート、基板右下に4ポートの計6ポート |
拡張スロットは、CPU接続のPCI-Express4.0(x16)×1、チップセット接続のPCI-Express3.0(x4/x16形状)x1、PCI-Express3.0(x1)x1のシンプルな構成。一応AMD CrossFire Xへのサポートは謳われているが、基本的にはグラフィックスカードは1枚での運用になるだろう。なおPCI-Express4.0(x16)スロットは、周囲をメタルシールドで補強し、ハンダポイントも強化した「PCI-E Steel Armor」を採用する。
拡張スロットは計3本と控えめ。とは言え、オンボード機能が充実していることもあり、拡張性が問題になることはほとんどないだろう |