エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1019
2021.07.10 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
さてここからは編集部に届けられた評価サンプルを開封し、外観からチェックを進めていこう。MSIのGeForce RTX 3070グラフィックスカードの中でも最上位シリーズとなる「GeForce RTX 3070 SUPRIM SE 8G」をベースにしていることもあり、カードサイズは長さ335mm、幅140mm、厚さ61mm、重量1,735gのビッグサイズ。通常の水平設置で使用する場合は、必ず付属の「スタンド型VGAサポーター」を併用するようにしよう。
長さだけでなく、幅もグラフィックスカードとしては最大級。購入する前にPCケースのクリアランスを確認しておこう |
本体のカラーリングは、グラフィックスカードでは珍しいメタリックレッドを中心に、要所にブラックを配したツートンカラーを採用。さらに中央ファンのドラム部分には「ゴジラ」ロゴが、バックプレートには大きく「バーニングゴジラ」のシルエットが描かれ、まさにゴジラファンにはたまらないデザインだ。
クーラーカバーの中央には、サンドブラッシュ加工で仕上げたメタリックレッドのアルミニウムプレートを実装。また冷却ファンは95mmの「トルクスファン4.0」を3基搭載 |
基板裏面にも同じくメタリックレッドのアルミニウムプレートを実装 |
ファンから吹き付けられたエアが効率よく抜けるよう、クーラーカバーの両サイドは広く開口されている |
上側面に実装されている、基板の歪みを防止するメタル製「たわみ防止用ストラップ」もメタリックレッドに塗装 |
迫力満点の「バーニングゴジラ」のシルエットが大きく描かれたバックプレート。印刷自体も鮮明で美しい仕上がりだ |
バックプレートにはMSIのロゴバッチも搭載。また先端部分にはファンからの風が抜けるスルーホールが用意されていた | 中央ファンのドラム部分にもメタリックレッドの「ゴジラ」ロゴがデザイン |
サイドの「SUPRIMロゴ」には「Mystic Light」対応のイルミネーションを内蔵 | 補助電源コネクタは8pinx2。いずれも外側にラッチがあり着脱は楽に行える |
バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16) | 「GAMINGモード」と「SILENTモード」の切り替えスイッチ |
ヒートシンクの先端部分には、整流効果があるという「デフレクタ」が確認できる |
出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4ax3。またブラケットの上部には丸形の通気口が多数設けられていた |