エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1019
2021.07.10 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いてより実際のゲームに近いベンチマークを実施していこう。まずは⼈気MMO RPGベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 漆⿊のヴィランズ」の結果からだ。グラフィックス設定は“最⾼品質”で、フルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度で計測を⾏っている。
最新のハイエンドグラフィックスカードには比較的軽いベンチマークということもあり、4K解像度でも最高判定である“非常に快適”(7,000ポイント)をらくにクリア。さらにWQHD解像度では約3倍、フルHD解像度では約3.5倍のスコアをマークし、平均フレームレートもそれぞれ約144fpsと約185fps。WQHD解像度以下の環境なら高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。
続いて、RPGゲームの大作である「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークの結果を確認していこう。描画品質は“⾼品質”で、解像度はこちらもフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択した。なお4KではDLSSを有効にした状態でも計測を行っている。
RPGゲームながらとても処理が重いことで知られている「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」。しかしフルHD解像度では最高判定の“非常に快適”、WQHD解像度でも上から2番目の“とても快適”を獲得し、快適なゲームプレイが約束されている。さすがに4K解像度では“やや快適”に落ち込むものの、DLSSを有効にすれば“快適”までスコアを引き上げることができた。なおFINAL FANTASY系のベンチマークでも「Extreme Performance」を選択することで、ほぼすべての条件でスコアがアップしている。
次に高いフレームレートが求められるタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のベンチマーク結果を確認していこう。APIはVulkan、総合品質は“最高”で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択。なお計測にはゲーム内ベンチマークテストを使用している。
4K解像度でも200fps超え、フルHD解像度では500fpsに達する圧巻のスコア。「GeForce RTX 3070 SUPRIM SE 8G LHR x GODZILLA」で、「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」をプレイするならいずれの解像度でも最新の高リフレッシュレート液晶ディスプレイを用意したい。