エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1021
2021.07.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、外観を確認していこう。筐体はトップ、ボトムのカバーとも落ち着いたスペースグレー塗装のアルミニウムで、質感は上々。トップカバーの「CHUWI」ロゴも控えめで、ビジネス用途で使用しても特に違和感はないだろう。
またアスペクト比3:2の14型液晶はフラットなフルラミネーションタイプで、非表示領域(トップカバーのエッジ部分は除く)は左右が実測約5mm、上約8mmの3辺狭額縁デザイン。さらにIPS方式のパネルを採用するため、発色や視野角は良好。輝度も十分に確保されており、写り自体に全く不満はなかった。
14型で2,160×1,400ドットの高解像度表示だと、老眼の筆者にはやや辛い。そこで今回は推奨設定の“150%”で検証を行った |
ただし、2,160×1,400ドットとフルHDより解像度が高いため、スケーリング100%では老眼の筆者にはかなり辛かった。そこで推奨設定の“150%”にしたところ、ちょうどいい感じで落ち着いた。高解像度のメリットはなくなってしまうが、スケーリングは好みに合わせて調整したほうがいいだろう。
スペースグレーのアルミニウム天板。左上にはミラー仕上げの「CHUWI」ロゴが飾られていた |
フロントとリアにはインターフェイス類は一切なし。なおリアのヒンジ裏には排気口を備える |
左サイドにはDC入力と、急速充電PD2.0に対応するUSB Type-Cを搭載 | 右サイドにはmicroSDカードスロット、ヘッドフォンジャック、USB3.0 Type-Aを搭載 |
ボトムカバーもスペースグレーに塗装されたアルミニウム製。計11本のネジに加え、ツメで固定されており取り外しはやや難易度が高い |
ネジの1本はシールで封印。メモリスロットに空きはあるものの、基本的には増設を考えた作りではないようだ |
スリット状の吸気孔は、ホコリが入らないようスチールメッシュで保護されていた | 底面部の下側中央には製品ロゴやIntelロゴ、型番が印刷されていた |
底面部から効率よく吸気できるよう、四隅には直径約20mmのゴム脚が貼り付けられていた |