エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1022
2021.07.15 更新
文:撮影・こまめ
キーボードは日本語配列で、RGBバックライトに対応している。テンキーはないが、ゲームのプレイには影響はないだろう。英数字キーの配列は標準的だが、Enterキー周辺で一部のキーが隣接しているほか、「¥」キーのみサイズが小さい。キーピッチは19mmで標準的な広さだが、使い始めのうちは誤入力があるかもしれない。
テンキーなしの日本語配列。Enterキー周りがやや窮屈な印象だ | 全キー共通の1ゾーンRGBバックライト。色は標準収録ユーティリティ「Armoury Crate」で変えられる |
キーストロークは1.7mmで、一般的なノートPCの1.5mmよりもやや深く作られている。そのぶん押し込む際の手応えが感じられるのだが、押した瞬間のクリック感が弱いので、全体的なタイプ感は軽めだ。指を押し戻す力も弱いため、指の上げ下ろしを意識しながら入力するといい。タイプ音は弱い力でもカタカタと聞こえるものの、うるさくは感じない。
キーストロークは1.7mmとやや深め。底打ち感がなくスイッチも安定している |
公式スペックによると、全キーの同時認識が可能なNキーロールオーバーとのこと。試しに複数のキーを同時に押してみたところ、キーの個数や組み合わせによって認識されないキーはなかった。複雑なキー操作にも対応できる、ゲーム向けに配慮されたキーボードだ。
キーの同時認識数をチェックしている様子。すべてのキーを同時に押せたわけではないが、これほど多くのキーが認識されているなら、ゲームプレイには支障ないだろう |