エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1022
2021.07.15 更新
文:撮影・こまめ
3Dベンチマークソフト「3DMark Version 2.19.7225」から、DirectX 12のパフォーマンスを計測する「Time Spy」の結果は以下のとおり。
NVIDIA GeForce RTX 3070搭載の評価機では2,560×1,440ドット時のパフォーマンスを計測する「Time Spy」でスコア10,000にはわずかに届かなかったものの、十分な結果だ。3,840×2,160ドット時のパフォーマンスを表わす「Time Spy Extreme」はスコアが4,800前後とあまりふるわかなかったものの、外部の4Kディスプレイでゲームをプレイしない限り問題ない。ほかのGPUと比較すると同じNVIDIA GeForce RTX 3070の平均値を上回っており、前世代のハイエンドと変わらないスコアが出ている。NVIDIA GeForce RTX 3070であれば、ゲーミングとしてもクリエイティブワーク用としても十分な性能と言っていい。
同じく「3DMark Version 2.19.7225」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
1,920×1,080ドット時の「Fire Strike」と2,560×1,440ドット時の「Fire Strike Extreme」では、どちらも十分な結果が出ている。3,840×2,160ドット時の「Fire Strike Ultra」では6,000ちょっとで、やや物足りないスコアだ。「Time Spy Extreme」の結果と合わせて見ても、やはり4Kで快適にプレイするには少しパフォーマンスが足りない。だが内蔵ディスプレイが2,560×1,600ドット止まりなので、大きな問題ではないだろう。
ほかのGPUとの比較では、前述の「Time Spy」の結果と同様に前世代のハイエンドGPU並みのスコアが出ている。やはり非常に高性能だ。