エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1023
2021.07.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはAMD「Radeon PRO W6800」をPCに組み込み、各種ベンチマークソフトでパフォーマンスをチェックしていこう。「RDNA 2」アーキテクチャの採用により、ゲーム性能は飛躍的な進化を遂げているが、ワークステーションでもその恩恵はあるのだろうか。なおテストには、AMD Ryzen 5000シリーズのハイエンドモデルであるRyzen 9 5900XとAMD X570チップセットをベースにしたPCを用意。また比較対象として、株式会社エーキューブより、GCNアーキテクチャのVegaコアを採用する「Radeon Pro WX 9100」を借り受けて計測を行っている。(検証:岸本仁)
「Radeon Software Adrenalin」と同様の洗練されたインターフェイスを備える、ワークステーション用ユーティリティ「Radeon PRO Software」 |
「Radeon PRO W6800」の「GPU-Z 2.40.0」の結果。完全には対応していないため、取得できない項目も多い |
「Radeon Pro WX 9100」の「GPU-Z 2.40.0」の結果。こちらはほぼすべての情報が正しく確認できている |
各グラフィックスカードのプロパティからは「Radeon PRO W6800」(左)だけでなく「Radeon Pro WX 9100」でも「Smart Access Memory」が有効化されていた |