エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1024
2021.07.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/撮影:pepe
ここからは「Modern AM241P 11M-049JP」のベンチマーク結果を交えながら、実際のパフォーマンスについてチェックしていこう。スペックをおさらいすると、CPUは第11世代Intel Coreモバイルプロセッサの「Core i7-1165G7」でメモリ容量は16GB、ストレージは512GB NVMe M.2 SSD、グラフィックスはCPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsだ。
「Tiger Lake」こと第11世代Intel Coreモバイルプロセッサの「Core i7-1165G7」。4コア/8スレッドで最高4.8GHz駆動とモバイル向けながらパワフルなCPUだ | 一般的なオールインワンPCでは8GBモデルが多い中、メモリは8GBx2枚のデュアルチャンネル構成。ちょっとしたマルチタスク作業時にも効果を発揮してくれる |
内蔵のグラフィックス機能はEU数96基のIntel Iris Xe Graphics。最大動作周波数は1.30GHz |
搭載する512GB NVMe M.2 SSDのパフォーマンスをチェック。採用されているのはエントリークラスのNVMe M.2 SSDのようで、転送速度はリード2,485MB/sec、ライト1,821MB/secを計測 |
まずはCPU性能を計測する「CINEBENCH R15」および「CINEBENCH R23」の結果から。
「Modern AM241P 11M-049JP」のCPUは、Tiger Lake-Uでは上位に位置づけられる4コア/8スレッドのCore i7-1165G7だ。MSIでもミドルレンジクラス以上のスリム・軽量ノートPCを中心に採用されている。最新バージョンの「CINEBENCH R23」を含めシングル、マルチともにビジネス向けまたはホームユースで使うPCとはしては十分なスコアを記録。動画を見つつ他のアプリケーションを実行するなど、同時作業も難なくこなしてくれる。