エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1027
2021.07.25 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからは「HyperDisk X」の外観を確認していこう。インターフェイスは帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2で、コネクタにはリバーシブル仕様のType-Cを採用する。また筐体は熱伝導率の高いアルミニウム製で、トップカバーには20mm口径の超小型ブロワーファンを搭載。さらにカバー内側をフィン構造にすることで、放熱面積を稼ぎ、冷却性能を高めている。
アルミニウム製のトップカバーには20mm口径の超小型ブロワーファンを搭載。また「HYPER DISK」のロゴがデザインされていた |
ボトムケースもアルミニウム製。ただしヒートシンクやファンなどの冷却機構は非搭載 |
インターフェイスはUSB3.1 Gen.2 Type-Cで、トップカバーの内側はフィン構造を採用 |
トップカバーはスライド式。ツールレスで開閉することができる |
トップカバーを外して、「HyperDisk X」の内部構造を確認する |
続いて、トップカバーを外して「HyperDisk X」の内部構造を確認していこう。内蔵しているSSDはM.2 2242フォームファクタのNVMe SSDで、ボトムケースギリギリにデザインされた専用の変換基板を使用することで、超小型化を実現しているワケだ。さらにトップカバーに実装されているファンへの電源は一般的なケーブルではなく、接点方式を採用することで、SSDを交換する場合でもケーブルが邪魔になることはない。
NVMe SSD-USB Type-C変換基板は3本の小型ネジでボトムケースに固定。またSSDにはサーマルパッドが貼り付けられていた |
変換基板の表面には、M.2スロットとUSB Type-Cコネクタ、トップカバーファン用の2本の電源供給ピンを搭載 |
裏面には、JMicronのUSB3.1 Gen.2 to PCI-Express3.0(x2)ブリッジコントローラ「JMS583」を搭載 |
Silicon Motion「SM2263XT」と2枚のIntel製3D TLC NANDで構成される内蔵SSD。なおDRAMキャッシュは非搭載 |
トップカバーにはAXIALブランドの20x20x4mmブロワーファン「DB2004H05S」を搭載 |