エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1027
2021.07.25 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
画像による検証が一段落したところで、ここからは「HyperDisk X」をPCに接続して、そのパフォーマンスを検証していこう。テストには、Intel Z590チップセットを採用するMSI「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」とIntel Core i9-11900Kを搭載したPCを用意し、「HyperDisk X」はUSB3.2 Gen.2×2 Type-Cポートに接続している。
OTG対応のUSB Type-Cポートが実装されていれば、Androidスマートフォンでも接続するだけで認識された |
冷却ファンにはLEDを内蔵。カラーはサイクル設定で自動的に変わっていく |
まずは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」の総合ベンチマークを使い、基本的なパフォーマンスをチェックしていこう。
【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク】 |
【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark】 |
総合ベンチマークは、シーケンシャルアクセスが読込約986MB/sec、書込約878MB/secで、いずれも公称スペックに迫るスコア。また4K-64Thrdも読込が約205MB/sec、書込は約810MB/secと非常に高速。総合スコアも1,413ポイントを獲得し、SATA3.0(6Gbps)SSDのハイエンドモデルに匹敵、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮する。
続いて「Compression-Benchmark」の結果を確認すると、読込は980MB/secでほぼフラットなグラフ。書込は700~930MB/sec前後でやや揺れはあるものの圧縮率の影響はないようだ。