エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1036
2021.08.10 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、いよいよ各種ベンチマークソフトを使用して「Radeon RX 6600 XT」の実動パフォーマンスを検証していく。CPUとして12コア/24スレッドのRyzen 9 5900X(3.70GHz/最大4.80GHz/キャッシュ6+64MB/TDP105W)を組み合わせ、ともにAMD X570Sマザーボードに組み込んでテスト環境を構築。ビデオメモリのフルアクセス機能「Smart Access Memory」は有効にした状態で検証を行った。
なお厳密にはテスト構成が異なるものの、上位GPU「Radeon RX 6700 XT」の検証データ(CPUはRyzen 9 5950Xを使用)を参照。参考スコアとして合わせて記載している。(検証:岸本仁)
「GPU-Z」で「OC」モードの「RED DEVIL RX6600XT 8GB」をチェック。仕様上のブーストクロックは2,607MHzだが、フルロード時は最大2,662MHzまでクロックが上昇していた |
仕様上はブースト2,593MHzの「SILENT」モード。ただしピーク時の動作クロックは、「OC」モードとほぼ同じ水準まで上昇していた |
負荷をかけた際の動作クロック推移。ピーク時はともかく、「OC」と「SILENT」モードは概ね100MHz強のクロック差をつけた状態で動作しているようだ |
ARGB対応の「RED DEVIL RX6600XT 8GB」は、PowerColorのユーティリティ「DevilZone」を使用したイルミネーションのカスタマイズに対応している |
クーラーカバーとカードエンド、バックプレートにRGB LEDを内蔵。搭載パーツとの兼ね合いで、好みに応じたイルミネーション変更が可能だ |