エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1037
2021.08.12 更新
文:藤田 忠/撮影:編集部・松枝 清顕
発売から約2年、前モデル「X570 UD」からは、インターフェイスも強化されており、USB3.2 Gen.2 Type-Cポートと2.5ギガビットLANを搭載。USBポートはUSB2.0を含め、Type-Aが計7基と必要十分だ。
また、CPUやメモリを搭載しない状態でもUSBメモリからBIOSをアップデートできる「Q-Flash Plus」の専用ボタンも実装。そして、最近のトレンドで組み立てしやすい一体型のI/Oカバーを採用している点もトピックだろう。
計8基のUSBポートや、7.1chオーディオジャック、2.5ギガビットLANポート、HDCP2.3対応のHDMI出力端子を備える |
PCケースフロント用のUSB Type-Cコネクタも装備している | ネットワークコントローラは安定性に定評のあるRealtek「RTL8125GB」を採用している |
画像セッションの最後は、「X570S UD」が搭載しているチップやコントローラ、コネクタをチェックしていこう。
マザーボード上にLEDイルミネーション機能は搭載していないが、ARGBおよびRGB LEDピンヘッダを、それぞれ2箇所に装備している |
2フェーズ構成のメモリ用電源回路を搭載 | CPUファン/ポンプ用の4pinコネクタ。制御チップのNUVOTON「3947S」を確認できる |
USB3.1 Gen.2 リドライバPericom「PI3EQX」 | ITE製Super IOコントローラ「IT8689E」 |
ここからは、「X570S UD」の動作を検証していこう。8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 5800Xや、DDR4-3200メモリのGIGABYTE「GP-AR32C16S8K2SU416R」、GeForce RTX 3070を搭載したGIGABYTE「AORUS GeForce RTX 3070 MASTER 8G」を使って、マシンを構築している。
8コア/16スレッドCPUの「Ryzen 7 5800X」を搭載。最大4.8GHz程度で動作する | オールコア負荷時は4.5GHz前後で動作していた |
OSのインストールが完了すると、GIGABYTE統合ユーティリティの「APP Center」を起動するかダイアログが表示される |
さまざまなユーティリティやドライバーを、まとめて導入できる「APP Center」 |
「RGB Fusion 2.0」を使うことで、対応デバイスのLEDイルミネーションを制御できる。今回はメモリとグラフィックスカードが認識されていた |
「AORUS GeForce RTX 3070 MASTER 8G」が備える各部のLEDイルミネーションも制御できる | ARGBおよびRGB LEDピンヘッダに接続したデバイスの制御が可能だ |