ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ

ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストの結果を確認していこう。まずは⼈気MMO RPGの最新ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」からだ。グラフィックス設定は“最⾼品質”で、フルHD、WQHD、4Kの解像度で計測を⾏っている。

ベンチマークの刷新に合わせて判定も大幅に厳しくなった「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」だが、フルHD解像度では最高判定の“非常に快適”を5,000ポイント以上も上回る良好な結果。最近主流になっている144Hzクラスの高リフレッシュレート液晶ディスプレイの性能を十分に引き出すことができる。またWQHD解像度の判定は“とても快適”、4K解像度でも“やや快適”を獲得しており、60Hzの液晶ディスプレイとの組み合わせなら、4K解像度でもゲームプレイには問題ない。なお自動オーバークロックはすべての解像度で約1％とわずかだが効果があるようだ。

ベンチマークテスト︓FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

続いて「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークの結果を確認していこう。描画品質は“⾼品質”で、解像度はこちらもフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。

重量級のゲームということもあり、さすがに4K解像度では“普通”判定で、高品質設定のままでは少々厳しい。ただし、WQHD解像度では“快適”、Radeon RX 6600 XTがメインターゲットに据えるフルHD解像度では“とても快適”を獲得し、高品質かつ高リフレッシュレートな環境でゲームを楽しむことができる。

ベンチマークテスト︓Tom Clancy’s Rainbow Six Siege

高フレームレートが狙いやすいタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のベンチマーク結果も確認しておこう。APIはVulkan、総合品質は“最高”で、解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類。なお計測にはゲームに内蔵されているベンチマークテストを使用している。

フルHD解像度では約440fpsで、現行最速となるリフレッシュレート390Hzの液晶ディスプレイとの組み合わせも十分視野に入ってくる。またWQHD解像度で約270fps、4K解像度でも約130fpsをマークしており、このクラスの比較的軽いゲームをやるなら、いずれの解像度でも高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを用意したい。