エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1043
2021.08.25 更新
文:撮影・こまめ
同じく「3DMark Version 2.19.7225」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
1,920×1,080ドット時の「Fire Strike」と2,560×1,440ドット時の「Fire Strike Extreme」ではどちらも十分な結果ではあるが、やはり先ほどと同様にNVIDIA GeForce RTX 3060の平均値を下回る結果が出ている。と言ってもフルHD解像度であれば、ゲームのプレイには影響ないはずだ。
同じく「3DMark Version 2.19.7225」から、レイトレーシング性能を計測する「Port Royal」の結果だ。
このテストでも他のテストと同様、やはりNVIDIA GeForce RTX 3060の平均値を下回る結果となった。レイトレーシング対応タイトルは厳しいかもしれない。「Creator Z16 A11U」はクリエイター向けノートPCなのでリアルタイムレイトレーシングとは本来は関係ないのだが、なにかのきっかけでゲームをプレイすることがあるなら、意識しておいたほうがいいだろう。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」では、解像度を1,920×1,080ドットのフルHDに設定してテストを行なった。
最高画質のスコアは「6,390」で評価は「快適」だったが、シーンによってはカクつきが感じられるかもしれない。なめらかな動きで楽しむのであれば、画質を落としたほうがいいだろう。とは言え重量級のタイトルでも、画質調整でプレイできるのはなかなか優秀だ。
「アサシン クリード ヴァルハラ」では画質のプリセットを変えながら、1,920×1,200ドットで内蔵のベンチマークテストを行なった。
このシリーズは非常に高いグラフィックス性能が求められる超重量級のタイトルだ。使用するAPIはDirectX 12で、レイトレーシングやDLSSには対応していない。最高画質では快適にプレイできる目安の平均60FPSをぎりぎりクリアしたが、なめらかな動きで楽しみたいなら画質を1~2段階下げたほうがいいだろう。