エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1046
2021.08.31 更新
文:藤田 忠/撮影:編集部・松枝 清顕
フォトセッションのラストはVGAクーラーを取り外した基板側をチェックしていこう。「DUAL-RX6600XT-O8G」の電源回路は8+2フェーズ構成で、50A DrMOSや低温動作チョークコイルの「Super Alloy Choke」など、厳選したパーツを採用。すべてのはんだ付けを1工程で完了させることで、品質を向上させる基板製造の完全自動化技術「Auto Extreme Technology」と合わせ、高い耐久性が期待できる。
ASUS独自設計のショートサイズ基板で、基板コンポーネントはスッキリしている |
RDNA 2アーキテクチャを採用する「Radeon RX 6600 XT」。GPUコアの周辺に4枚のGDDR6メモリを確認できる |
補助電源コネクタ側の8フェーズ構成の電源回路。50Aに対応するVishay製DrMOSの「SIC654A」や「Super Alloy Choke」を実装している |
8フェーズに対応するデジタルPWMコントローラInfineon「IR35217」を確認できる | 2フェーズ電源回路部。同じく「SIC654A」などを確認できる |
2フェーズ電源回路側には、デジタルPWMコントローラON Semiconductor「NCP81022」が実装されていた | 2基のファンを制御するコネクタ |
8pin×1仕様の補助電源コネクタを装備している |
バックプレートは基板表面側からネジで固定されており、メモリと電源回路部には、サーマルパッドが貼り付けられていた |
基板裏面。「Auto Extreme Technology」により、基板裏から突き出るピンや、ハンダ跡が消えている |
機械による基板製造の自動化で、細かな部品も決められた位置に実装でき、品質のばらつきを抑えることが可能 |
基板裏面にもさまざまなパーツが実装されている |