エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1048
2021.09.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/撮影:pepe
ASUS「TUF Gaming VG27AQGL1A ZAKU II EDITION」 実勢価格税込49,320円前後(2021年8月現在) 製品情報(ASUS) |
いよいよ実動テストといきたいところだが、シリーズには「MS-06S」(シャア専用ザクII)をモチーフとした「TUF Gaming VG27AQGL1A ZAKU II」も用意されているのは冒頭でも触れた。どちらかと言えば(いやかなり)ジオン公国軍派の筆者としては、是非ともチェックしておきたい。というわけで、メーカーに実機を用意してもらった。画像でじっくり見ていこう。
まずは概要を確認する。ベースとなるモデルは昨年12月に発売されたゲーミング液晶ディスプレイの人気モデル「TUF GAMING VG27AQL1A」だ。パネルは、27型のノングレア(非光沢)タイプのIPSを採用。解像度はWQHD (2,560×1,440ドット)で144Hz(オーバークロック機能によりDisplayPort 1.2接続時最大170Hzに対応)の高速リフレッシュレートをサポートする。
そのほか、応答速度は1ms(MPRT)、コントラスト比1,000:1、最大輝度400cd/㎡、Display HDR 400準拠のコントラストとデジタルシネマ向け色空間DCI-P3 96%の広色域表示に対応。もちろん、PS5接続時におけるFHD/120Hz動作にも対応している。一部機能(RGB LEDライティング機能「Aura Sync」やスイベルの角度が-20~20°)を除いて、ゲーミングに関する主要スペックは「ROG Strix XG279Q-G GUNDAM EDITION」と同じだ。
セットアップと外観チェックを進めていこう。「ROG Strix XG279Q-G GUNDAM EDITION」とは対照的に真っ赤なパッケージにデザインされたザクが描かれており、見た瞬間にシャア専用と分る。
外形寸法は実測で幅712mm、高さ455mm、奥行き234mm、重量9.0kg。店頭からの持ち帰りは可能だが、車があればなおいい |
パッケージ内には液晶本体、スタンド、各種ケーブル、ACアダプタ、電源コード、背面用シール、簡易マニュアルが同梱されている。本機もアームは液晶本体にあらかじめ取り付けられているため、組み立てはスタンドを装着するだけと実に簡単。
V字型のスタンド | ACアダプタ。外形寸法は実測で幅80mm、高さ80mm、奥行き30.4mm |
セットアップを終えた本体をチェックして見ると、アームのボトム部分にプリントされたジオンエンブレム以外はシンプルなデザイン。対照的に背面は凝っており、アームに「ZEON」のロゴや文字が描かれている。さらに付属のモノアイシールを貼れば、一層雰囲気を高めてくれるはずだ。
入力インターフェイスは、ACアダプタ端子、HDMI 2.0 x2、DisplayPort 1.2 x1、USB x2、3.5mmヘッドホンジャックx1 |
付属のモノアイシールは自分で貼る |
高さ調節は0~130mmに対応する |
スイベル(左右角度調整)は-20~20° | チルト(上下角度調節)は-5~20° |
液晶パネルを縦方向に+90°~-90°回転させるピボット |