エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1054
2021.09.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
デジタルノイズの混入を抑えるためメイン基板から独立したオーディオ回路 |
オーディオコントローラは、メインストリーム向けのマザーボードでおなじみのRealtek「ALC897」で、7.1ch HDオーディオに対応。またサウンドユーティリティ「Nahimic」をサポートし、バックグラウンドノイズの抑制や、エコーキャンセル、ボイススタビライザー、サウンドトラッカーなどの機能を使用できる。
オーディオチップはRealtek「ALC897」でオーディオグレードの「ELNA製コンデンサ」を搭載 |
基板裏面を確認するとオーディオチップやコンデンサに合わせて、分離ラインが複雑に張り巡らされているのが確認できる |
「Nahimic」では、仮想サラウンドやイコライザーの他、音から位置を割り出す「サウンドトラッカー」機能を備える |
リアインターフェイスは2.5ギガビットLANx1、USB3.2 Gen.2 Type-Cx1、USB3.2 Gen.2 Type-Ax1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax4、USB2.0x2、オーディオ端子x5、光オーディオ端子x1、HDMIx1、PS/2×1を搭載。2.5ギガビットLANは低レイテンシな「Killer E3100」チップを採用し、8,000Hzの超高ポーリングレートに対応するマウス、キーボード専用USBポート「Lightningゲーミングポート」を実装する。
コスト重視モデルということで、紛失の心配がない一体型のI/Oパネル「Flexible I/O Shield」の採用は見送られた |
低レイテンシで、超高ポーリングレートに対応するマウス、キーボード専用USBポート「Lightningゲーミングポート」を実装 |
ネットワークは2.5ギガビットLANに対応。ハブは必要になるが、ケーブルはギガビットLAN環境のものがそのまま流用できる |
「Killer Control Center」を使えば、アプリケーションや機能ごとにネットワーク帯域の優先度を設定可能 |