エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1067
2021.10.28 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
レイトレーシングにも対応するオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のスコアも確認していこう。画質設定は“最⾼”、解像度はこれまでと同じ3種類で、レイトレーシング機能(中)を有効にした状態でも計測を実施。こちらも測定にはゲーム内ベンチマークを使⽤している。
最近のゲームの中でも重量級の「Watch Dogs Legion」だが、WQHD解像度までならマルチプレイの目安である60fpsをクリア。シューター系やバトルロイヤル系のように高いフレームレートも必要ないため、最高画質でのゲームプレイがオススメだ。またレイトレーシング機能についてもDLSSを有効にすればWQHD解像度までなら特に動作に不満なく楽しむことができるだろう。ただし、4K解像度について正直シングルプレイまでが限界。マルチプレイで楽しむ場合にはある程度画質を調整するようにしよう。
ゲーム系ベンチマークのラストは、人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアを確認していこう。解像度はこれまでと同じ3種類で、APIはDirectX 12を選択、レイトレーシングとDLSSを有効にした状態でも計測を実施。さらにグラフィックスクオリティは“最高”に加え、“最低”をベースに3D解像度を“100%”、描画距離を“最高”に変更したフレームレート重視のカスタム設定でも計測を行っている。
まず最高品質をチェックすると、WQHD解像度までならレイトレーシング+DLSSの環境でも60fpsをクリア。さらにレイトレーシングをオフにすると100fpsを超え、高リフレッシュレートの液晶ディスプレイにも対応する。もともとそれほど画質が重要なゲームではないが、「ASUS GeForce RTX 3070 Noctua OC Edition 8GB GDDR6」であれば画質とフレームレートの両立も難しくない。
さらにカスタム設定では、4K解像度で約470fps、フルHD解像度では500fpsを超えるフレームレートを記録。「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同様、現行最高クラスのリフレッシュレートを誇る液晶ディスプレイと組み合わせた場合でも、その能力を最大限に引き出すことができる。