エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1068
2021.10.30 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
「arkhive Gaming Limited GL-A7G38R」で採用されているPCケースは、NZXTの「H510 Flow」だ。人気ミドルタワーPCケース「H510」シリーズのバリエーションモデルで、フロントパネルをほぼ通気孔(メッシュ)仕様にすることでエアフローを高めている。またフロントパネルやサイドパネルはツールフリーで着脱でき、メンテナンス性に優れるのも特徴だ。
フロントの約4分の3を通気孔とすることで、PCケース内のエアフローを高めている |
フロントパネルはジェラコンキャッチで簡単に着脱可能 |
冷却ファンはフロント120/140mmx2、トップ120/140mmx1、リア120mmx1、ラジエターはフロントが240/280mmまで、リアが120mmまで対応。ドライブベイレイアウトは、3.5インチx2+1、2.5インチx2+1で、拡張スロットは7段。各有効スペースは、CPUクーラーが全高165mm、グラフィックスカードが長さ360mmまで対応する。
トップの後方にも120/140mmファン用の通気孔を搭載 |
フロントに280mmのラジエターを搭載しているため、冷却ファンはトップとリアに120mmファンを1基ずつ標準装備する | I/Oポートは向かって左から4極ヘッドホン/マイク、USB3.1 Gen.2 Type-C、USB3.1 Gen.1 Type-A、電源ボタン |
左サイドパネルはスモーク仕様の強化ガラスで、ボトム部分には電源ユニットやケーブルを隠すためのシュラウドを実装。対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX、外形寸法は幅210mm、奥行き428mm、高さ460mm、重量は6.6kg。なおカラーはマットホワイトとマットブラックの2色から選択することができる。
強化ガラスパネルの左サイドはジェラコンキャッチとハンドスクリュー、ソリッドパネルの右サイドはハンドスクリュー固定のため、いずれもツールフリーで着脱が可能 |
背面はスタンダードなデザイン。拡張スロットのカバーにもエアフローを高めるため通気孔が設けられている | 底面部分には、内部へのホコリの侵入を防ぐため後ろ側に引き出すダストフィルターを搭載 |