エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1069
2021.11.01 更新
文:撮影・藤田 忠
グラフィックスカード本体は、カード側面からウォーターチューブ出ている以外は、後方排気のVGAクーラー採用品に見えるデザインで、カードサイズは長さ271.4mm、幅125.8mm、厚さ44.3mm。また、ウォーターチューブが繋がっているため、多少の誤差はあるものの、カードの重量は実測で1,000g程度。VGAステーなしでも問題ない重さになっているのもポイントだ。
GeForce RTX 3080搭載グラフィックスカードとしてはコンパクトと言えるカードには、Asetekロープロファイルポンプや、電源回路部を放熱するヒートシンクを搭載。そのうえ、裏面には基板の歪みを抑えるメタルバックプレートも取り付けられている。
ボード長が271.4mmに収められているのも「GeForce RTX 3080 SEA HAWK X 10G LHR」のトピックだ |
裏面にはツートン仕様のメタルバックプレートを装備している |
GPUコアと受熱ベースプレートを、最適な圧力で密着させるリテンションを装備する |
カード厚は44.3mmと2スロットをわずかに超えている |
VGAクーラーカバーの半透明部からは、Asetekのロゴが覗いている | メモリチップもカバーする大型の銅製受熱ベースプレートを確認できる |
電源回路を備える基板後部にはヒートシンクを装備 |
実測約85mmのファンでヒートシンクの熱を冷却。なお、ラジエターファンと同じく、セミファンレス動作に対応している | ウォーターチューブには高品質なメッシュタイプで、取り回しやすい柔らかさになっている |
出力インターフェースは標準的なDisplayPort1.4a×3、HDMI2.1×1が備わっている |
補助電源コネクタは8pin×2仕様。固定ラッチがバックプレート側にあるので、コネクタの着脱はしやすい | PCI-Expressのバスインターフェースは、Gen4.0(×16)になる |