エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1078
2021.11.26 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メイン基板からのデジタルノイズを防ぐため「ROG SupremeFX 7.1」は「オーディオラインシールド」によって分離されている |
オーディオ回路は32bit/384kHzに対応するRealtekの最新プロセッサ「ALC4080」と、Savitech製アンプ「SV3H712」を組み合わせた「ROG SupremeFX 7.1」を搭載する。またEMIノイズを防ぐ「オーディオカバー」や、メイン回路からのノイズの混入を防ぐ「オーディオラインシールド」によるノイズ対策と、ニチコンの「音響向けコンデンサ」など高品質なパーツを採用することで音質を高めている。
さらにバーチャルサラウンド機能「Sonic Studio III」や、音を視覚化する「Sonic Radar III」、AIノイズキャンセリング機能「双方向AIノイズキャンセリング」などの独自機能を豊富に実装しているのも特徴だ。
Realtekの最新オーディオIC「ALC4080」は「SUPREMEFX」ロゴがデザインされた「オーディオカバー」で完全に保護されていた |
「Sonic Studio III」や「Sonic Radar III」はオーディオドライバと合わせてインストールされる |
「双方向AIノイズキャンセリング」は、「Armoury Crate」から呼び出すことができる |
製品には無線LANやBluetooth用の大型ブレードアンテナが付属。ワイヤレス機能を使用する場合は必ず接続しておこう |
バックパネルには、Intelチップによる2.5ギガビットLANや、Intel Wi-Fi 6E無線LAN、帯域幅20GbpsのUSB3.2 Gen.2 Type-Cなど高速インターフェイスが充実している。さらにCPUやメモリのない状態でもUEFI BIOSをアップデートできる「BIOS FlashBackボタン」や、設定を初期化できる「CMOSクリアボタン」を備える。
リアインターフェイス部分のI/Oシールドは紛失の心配がない「プリマウントI/Oシールド」 |
USBメモリだけでUEFI BIOSのアップデートができる「BIOS FlashBackボタン」を搭載 | 帯域幅20GbpsのUSB3.2 Gen.2×2 Type-Cポートも標準装備 |
USB3.2 Gen.2×2 Type-Cなら、2,000MB/secクラスの高速な外付けストレージを使用できる |
ネットワークコントローラは2.5ギガビットに対応するIntel I225VとIntel Wi-Fi 6E AX210 |
Intel I225Vの最高転送速度は理論値で2,500Mbps | 無線LANの最高転送速度は理論値2,402Mbps。実測でもギガビットLANに匹敵する100MB/sec前後の転送速度を発揮する |
「GAMEFIRST VI」を使えば、ネットワークの帯域幅の優先度を細かく設定できる |