エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1079
2021.11.30 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
クーラーを取り外し、その下から現れたカスタム基板をチェックしていく |
「Radeon RX 6600 MECH 2X 8G」には、独自の設計を用いたカスタム基板が採用されている。6+2フェーズ構成の堅牢な電源回路を搭載するほか、放熱効果に優れる2オンス銅箔層などで構成。サージからパーツを保護するヒューズも備え、電気的損傷に対する安全性も高められている。
独自設計の基板を採用。各種コンポーネントが余裕をもって実装されている |
7nmプロセスの「Navi 23」を採用するミドルレンジ向けGPU「Radeon RX 6600」を搭載 |
SK hynix製のGDDR6メモリチップ「H56CBM24MIR」を実装。容量は2GB、4枚で合計8GBを搭載している |
基板全体で6+2フェーズ構成の電源回路を搭載する |
MOSFETにはローサイド・ハイサイドMOSFETを1チップに集約したDrMOSを採用、放熱用に細長いヒートシンクが装着されていた |
最大8フェーズをサポートするInfineon製デジタルPWMコントローラ「IR35217」 | メモリ電源用にON SemiconductorのPWMコントローラ「NCP81022N」も実装されていた |
8pin×1コネクタを備える補助電源回路。サージから回路を保護するヒューズを備えている | デュアルファンが接続されていた4pinのファンコネクタ |
バックプレートを取り外して裏面をチェック。電源回路を中心に、こちら側にもコンポーネントが実装されている |
合計8本のネジで基板に固定されていたバックプレート。素材はプラスチックだが、裏面すべてを覆うことでカード全体の剛性を高めている |