エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1080
2021.12.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは従来と同じデュアルチャネル対応のDDR4x4本で、最大128GBまで増設が可能。またノイズや電気的干渉を最小限に抑える「シールドメモリルーティング」により、最高5,333MHzまでの超高速DDR4メモリへの対応が謳われている。さらに優先的に使用する2本のメモリスロットは、周囲をステンレスシールドで補強した「Ultra Durable Memory Armor」を採用する。
取り外しが楽な両側ラッチ仕様のメモリスロット。CPUソケット側からDDR4_A1/A2/B1/B2の並びで、2枚で運用する場合にはシルク印刷にある通り、DDR4_A2/B2から使用する |
優先的に使用するDDR4_A2/B2スロットは周囲をステンレスシールドで補強した「Ultra Durable Memory Armor」 |
「UEFI BIOS」にはDDR4-800~DDR4-8400までの設定が用意されていた |
X.M.P.プロファイルを読み込めば、オーバークロックメモリも簡単に最適なタイミングに設定できる |
計3基のM.2スロットはいずれもPCI-Express4.0(x4)接続に対応する |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)x6の他、PCI-Express4.0(x4)接続のM.2スロットx3を搭載している。さらに上段のM.2スロットには、SSDのサーマルスロットリングを解消するためアルミニウムヒートシンク「Thermal Guard」を標準装備する。
上段のM.2スロットはCPU接続。フォームファクタはM.2 2260/2280をサポートし、アルミニウムヒートシンク「Thermal Guard」を標準装備 |
中段と下段のM.2スロットはいずれもチップセット接続。フォームファクタは前者がM.2 2260/2280、後者がM.2 2260/2280/22110に対応する |
計6ポートのSATA3.0(6Gbps)。RAIDレベルはRAID 0/1/5/10をサポートする |
拡張スロットはPCI-Express5.0(x16)x1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)x1の計2本を備える。ちなみにグラフィックスカードを実装するPCI-Express5.0(x16)は、従来から信号劣化を大幅に低減したSMD仕様で、重量級カードを安全に支えることができるよう周囲をステンレスシールドで保護した「Ultra Durable SMD PCIeアーマー」を採用する。
MicroATXフォームファクタということで、拡張スロットはPCI-Express5.0(x16)x1とPCI-Express3.0(x4/x16形状)x1の2本のみ |
PCI-Express5.0(x16)はピンが裏面に貫通しないSMD仕様で、周囲はステンレスシールドで保護されている | 下段のPCI-Express(x16形状)スロットはチップセット接続で、帯域幅はPCI-Express3.0(x4) |