エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1080
2021.12.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
オーディオ回路はRealtekチップによる7.1ch HDオーディオ対応の「Hi-Fi Audio」で、デジタルノイズの混入を防ぐため「オーディオノイズガード」によってメイン基板からは完全に独立した設計だ。またコンデンサには高い解像度と忠実度を誇る「ハイエンド・オーディオ・コンデンサ」を採用する。
オーディオチップはRealtek「ALC897」で、コンデンサは「ハイエンド・オーディオ・コンデンサ」を実装 |
オーディオ回路のスペースが制限されるMicroATXフォームファクタだが、「オーディオノイズガード」によってメイン基板から完全に独立している |
バックパネルインターフェイスは、紛失の心配がない「一体型I/Oパネル」で、帯域幅20Gbpsの高速インターフェイスUSB3.2 Gen.2×2 Type-Cも搭載する。ネットワークはIntelチップによる2.5ギガビットLANのみで、ワイヤレス用のM.2 2230カードの増設ができないのは少々残念だが、通常の運用でインターフェイスの不足を感じることはないだろう。また電源ユニットとUSBメモリだけでBIOSをアップデートできる「Q-Flash Plus」用のUSBポートも用意されている。
GIGABYTEのIntel Z690シリーズでは、多くの製品でアナログオーディオ端子が2ポートに省略されている。最近ではほとんど困ることはないだろうが、サラウンドシステムやラインイン等を使用している人は注意しよう |
帯域幅20GbpsのUSB3.2 Gen.2×2 Type-Cを搭載。またその上のType-Aポートは「Q-Flash Plus」に対応する | ネットワークは2.5ギガビットLANのみ。M.2 2230用のスロットがないため、無線LANを使う場合はUSB接続かPCI-Express拡張カードを使用する必要がある |
USB3.2 Gen.2×2 Type-C接続のポータブルSSDを使えば最高約2,000MB/secの高速データ転送が可能 | 有線LANはIntel I225-Vチップを採用するため2,500Mbpsの高速かつ安定した通信が可能 |