エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1081
2021.12.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
「Optix MPG321QRF-QD」には、本体正面の下部にアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したマイクを内蔵している。「Sound Tune」機能と呼ばれ、オンライン会議やボイスチャット等の使用時にノイズを打ち消しクリアな音声で会話する事ができる。WEBカメラさえ取り付ければ、ヘッドセット等が不要ですぐにボイスチャットが始められる手軽さは、特に日中頻繁に外部とのやり取りが発生するビジネスシーンで活躍してくれる。
MSI製品で採用され始めている目玉機能が「Optix MPG321QRF-QD」にも用意されている。それが、キーボード・マウスなど2つのUSBデバイスを2台のPCで共有できる「KVMスイッチ」だ。
ディスプレイ背面のUSB Tyep-A(ハブ)にキーボードとマウスを接続し、付属のUSB Type-A –Type-BケーブルをメインPCに接続すれば準備完了。動画デモをご覧いただくと分り易いが、ゲーミングノートPCをUSB Type-C(DP Alt mode)に接続、映像信号をType-Cに切り替えるだけで、同時にキーボード・マウスがノートPC側で使用可能になる。
帰宅後すぐにノートPCをディスプレイを接続して使う場合などでは、配線を変更することなく使い慣れたデバイスを共有できるほか、外付けHDDを2台のPC間で共有データストレージとして使うのもありだろう。
各種設定をPC上から変更できる便利な総合ユーティリティ「Gaming Intellgence」についても触れておこう。12種類から選ぶ画質プリセットの選択や「NVIDIA G-SYNC Compatible」「ナイトビジョン」のON/OFF、クロスヘア配置に加え、マウスや電源の設定、ウインドウの分割、さらには物理ジョイスティック「Naviキー」の機能割り当てまで必要な項目をカスタマイズする事ができる。
RGBライティング「Mystic Light」のイルミネーション設定もソフト上からできる |