エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1099
2022.01.29 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
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ここからは、より実際のゲームプレイに近いパフォーマンスを確かめるテストを動作させてみる。まずはオンラインの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークテストを動作させ、その傾向を見ていこう。なおグラフィックス設定は“最高品質”を選択し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンで計測を行っている。
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「暁月のフィナーレ」になってからベンチマーク指標が厳しめに見直され、“非常に快適”の水準は15,000ポイントになっている。しかし結果を見てみると、4K解像度を含めすべての環境で“非常に快適”をクリア。平均フレームレートもWQHDで177fps、4Kで109fpsと申し分なく、高リフレッシュレートのゲーミング液晶を使用した場合でもその性能を引き出すことができる。
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続いてより高いフレームレートが求められるシューター系タイトルから、「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」を動作させた際の挙動をみていこう。検証にはゲーム内ベンチマークを使用し、APIはVulkan、総合品質は“最高”に設定。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択して計測を行った。
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軽量なベンチマークであることとGeForce RTX 3080 Tiを搭載した環境ということもあり、フルHDとWQHDはともに400台半ばを超える平均フレームレートをマーク。4K解像度でも300Hzクラスのゲーミング液晶が使えるレベルの結果であり、ハードウェア面では最高の装備を手にしていると言える。
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人気のバトルロイヤル系タイトルの「Apex Legend」では、どのくらい快適なプレイが可能だろうか。できる限り高品質な設定になるよう画質設定を調整し、解像度をフルHD/WQHD/4Kの3パターンで計測を行ってみた。なお、フレームレート上限は解除した状態で検証している。
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平均フレームレートを見ていくと、フルHDとWQHDはともにまったく問題のない水準。最も負荷の高い4Kでも平均140fps以上をマーク、200Hz駆動を超える高リフレッシュレート液晶を組み合わせたプレイが視野に入ってくる。ここまで高速な映像描画が可能であれば、ぜひ周辺環境にもこだわりたいところだ。