エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1100
2022.01.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
実際のゲームで有効な機能として用意されているのが補正機能「ナイトビジョン」だ。暗闇や夜といった暗いシーンの映像を見やすく補正してくれるもので、ゲーム中に薄暗い場面で敵と遭遇した場合などに役立ってくれる。
機能は「オフ」と自動で効果を調整してくれる「A.I.」のほか、効果のレベルに応じて「通常」から「最も強い」の3段階が設定できる。個人的には、「フォートナイト」や「Apex Legend」などバトロワ系なら「最も強い」、MMO RPGやアクションアドベンチャー系なら「A.I.」がオススメ。試した見たところ、階段の下や物陰に潜む敵を見つけやすくなったと感じることが多く、有用な機能として活躍してくれそうだ。
「Optix MPG321UR-QD」には、本体正面の下部にアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したマイクを内蔵している。「Sound Tune」機能と呼ばれ、オンライン会議やボイスチャット等の使用時にノイズを打ち消しクリアな音声で会話する事ができる。WEBカメラさえ取り付ければ、ヘッドセット等が不要ですぐにオンライン会議が始められる手軽さは、特に日中頻繁に外部とのやり取りが発生するビジネスシーンで活躍してくれる。家庭音もシャットアウトしてくれるので、なにかと雑音が気になる際のテレワークにも最適だろう。
各種設定をPC上から変更できる便利な総合ユーティリティ「GAMING OSD」についても触れておこう。12種類から選ぶ画質プリセットの選択や「NVIDIA G-SYNC Compatible」「ナイトビジョン」のON/OFF、クロスヘア配置に加え、マウスや電源の設定、ウインドウの分割、さらには物理ジョイスティック「Naviキー」の機能割り当てまで必要な項目をカスタマイズする事ができる。
RGBライティング「Mystic Light」のイルミネーション設定もソフト上からできる |