エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1101
2022.02.02 更新
文:撮影・藤田 忠
「G-GEAR GA7J-H214/ZB」を含めて、第12世代Intel Coreプロセッサを採用した「G-GEAR」シリーズには、コストパフォーマンスに優れるDDR4メモリに対応したASUS「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」が搭載されている。
ASUSの高耐久ゲーミングマザーボードの「TUF」シリーズを採用する |
Intel Z690チップセットを搭載したミドルクラスのモデルで、DrMOS採用の14+1フェーズ電源回路や、長寿命コンデンサなどを組み合わせた高耐久モデルになっている。
電源回路部には大型ヒートシンクを装備。CPU高負荷時もしっかりと電源回路を冷却する |
PCI-Express4.0×4に対応するM.2スロットを4基備え、その内3つのスロットにはM.2ヒートシンクを装備している。メインストレージのほか、データストレージとしてNVMe M.2 SSDを追加する際も安心だ。また、グラフィックスカード用の拡張スロットは、次世代規格のPCI-Express5.0に対応しているほか、ハイエンドGPUを搭載した重量級グラフィックスカードにカスタマイズまたはアップグレードした際もしっかりと支える強化スロットの「ASUS SafeSlot」が採用されている。
4基のM.2スロットや、1基のPCI-Express3.0×16形状(×4)、2基の×1形状(×1)などといった拡張スロットを装備する |
標準構成のWestern Digital「WD Blue SN570 NVMe SSD 1TB」が搭載されているCPUソケット直下のM.2スロット。ヒートシンクで熱の心配なく利用できる | ボトムの2基のM.2スロットには、一体型M.2ヒートシンクを装備。複数のM.2 SSDを増設可能だ |
そのほか、Intelチップの2.5ギガビットLANやWi-Fi 6に対応するほか、リアには最大20Gbpsの高速転送に対応するUSB3.2 Gen.2×2 USB Type-Cポートや、2基の10GbpsのUSB3.2 Gen.2 Type-Aポートなどといったインターフェイスが装備されている。
計8基のUSBポートや、7.1ch出力対応端子など、リアインターフェイスは充実している |
「G-GEAR GA7J-H214/ZB」標準構成のメモリは、DDR4-3200 16GBでメジャーチップ採用。今回の評価機では、Macやサーバー向けの製品も手がける国内メモリメーカーSanMax Technologiesの製品が搭載されていた。
メモリは最大で4枚搭載することができる | 3,200MHz駆動に対応するDDR4メモリ。容量8GBを2枚搭載している |
信頼性に定評のあるSanMax Technologiesのメモリを搭載 | メモリチップには、マイクロンが採用されていた |
メモリは最大で32GB×4枚の128GBまで搭載することが可能になっている。また、メジャーチップ仕様のほか、国産メモリメーカーとなるセンチュリーマイクロへのカスタマイズにも対応する。
電源ユニットは、80PLUS GOLD認証を取得した台湾Channel Well Technology(CWT)の「GPS750S-T」を搭載する。容量は750Wと余裕があるため、ストレージを増設する場合でも安心だ。
容量750Wなので、ストレージの増設だけでなく、GeForce RTX 3070 Tiといったハイエンドグラフィックスカードを組み合わせる際も大丈夫だろう |
ほかと同じく、電源ユニットもカスタマイズでき、高信頼のSeasonicや、G-GEARブランドの容量850Wモデルなどに、アップグレードすることができる。