「G-GEAR GA7J-H214/ZB」のパフォーマンスをチェック
外観特徴や構成パーツの詳細を見てきたが、ここからは実際に「G-GEAR GA7J-H214/ZB」を動作させ、そのパフォーマンスを検証していきたい。ここまで何度か触れてきたが、スペックをおさらいすると、CPUがCore i7-12700KFで、メモリは3,200MHz駆動のDDR4-3200 16GB(8GB×2枚)、グラフィックスカードにはGeForce RTX 3060 LHR GDDR6 12GBが搭載されている。各種ベンチマークのスコアだけでなく、高負荷時のCPUや、グラフィックスカードの冷却性能、静音性なども合わせて確認していこう。
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第12世代Intel CoreプロセッサのCore i7-12700KFを搭載。FモデルのためiGPUは非搭載になる
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Pコア 8コア/16スレッド、Eコア 4コア/4スレッドを搭載するCore i7-12700KFは、OSから12コア/20スレッドで認識される
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マザーボードはIntel Z690チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」
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メモリは、3,200MHz駆動をサポートするDDR4-3200 16GBだ
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SanMax Technologiesの型番「SMD4-U8G46ME-32AA」も確認できる。3,200MHz駆動時のCASレイテンシは、JEDEC準拠のCL22-22-22になる
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グラフィックスカードはGeForce RTX 3060を搭載。ゲーミング中の実ブーストクロックは、最大で1,957MHzまで伸びていた
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第12世代Intel Coreプロセッサの性能に影響する電力リミット。「G-GEAR GA7J-H214/ZB」では、Core i7-12700KFのMTP(Maximum Turbo Power)190Wで動作するように設定されており、マルチスレッド時はPコアが4,700MHz、Eコアが3,600MHzで動作していた。
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CPUの電力リミットはマザーボード「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」のUEFIで、「Auto」の190Wに設定されていた
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マルチスレッド負荷時は、Pコアが4,700MHzで動作し、Eコアが3,600MHzで動作していた
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基本の動作と性能を確認
定番ベンチマークを実行する前に、使い勝手に影響するストレージのパフォーマンスを確認しておこう。「G-GEAR GA7J-H214/ZB」が標準で搭載するWestern Digital「WD Blue SN570 NVMe SSD」は、エントリークラスの製品になるが、PCI-Express3.0×4インターフェースの上限に迫る最大リード3,500MB/sec、ライト3,000MB/secの性能を備えている。
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「WD Blue SN570 NVMe SSD」の1TBを搭載。PCI-Express3.0×4インターフェースを採用するDRAMキャッシュレスモデルだ
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「CrystalDiskMark」の結果。公称値を上回るシーケンシャルアクセス速度を発揮している
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高速な新世代ネットワーク規格の2.5ギガビットLANとWi-Fi6をサポート。対応するルーターなどと組み合わせることで、ワイヤレスでも2,402Mbpsの高速通信が可能
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