エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1101
2022.02.02 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは実ゲームを想定したパフォーマンスを確認していこう。まずはミドル~ヘビー級ゲームタイトル「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマークテスト「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」を実行だ。グラフィックス設定は“最高品質”を選択し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類で計測を行った。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」から、最大24人が参加するアライアンスレイド戦を想定してベンチマーク指標が見直され、“非常に快適”の水準は15,000ポイントに変更されているが、「G-GEAR GA7J-H214/ZB」はフルHD解像度で20,632ポイントと、“非常に快適”を余裕でクリア。ベンチマーク中の平均フレームレートも143.25fpsと優秀だ。WQHD解像度も、“非常に快適”こそ逃すが、14,624ポイント、平均フレームレート98.89fpsと十分快適にゲームを楽しめる結果になっている。
実ゲームタイトル2本目は、144Hz駆動などのゲーミング液晶と組み合わせて、144fps張り付きプレイなどを狙いたい「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」だ。APIはVulkan、総合品質は“最高”、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類に設定し、ゲーム内ベンチマークを利用して計測を行っている。
軽量なeスポーツタイトルとあって、どの解像度でも高いフレームレートを記録。4K解像度でも平均フレームレートは144fpsを超え、フルHD、WQHD解像度なら144fps張り付きプレイも余裕で可能な数値になっている。また、レンダリングスケールを100%までアップさせた状態でも、平均フレームレートはフルHD解像度で309fps、WQHD解像度で193fpsと、最高画質でゲームを楽しむことができる。
「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同じく人気のあるeスポーツタイトルとなるバトルロイヤル系ゲーム「Apex Legend」を使っていこう。画質はできる限り高品質になるように設定し、解像度はこれまで通り3種類をセット。144fpsのフレームレート上限を取り外した状態で起動し、射撃訓練場の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録した。
最も負荷が高くなる4K解像度でも60fpsオーバーの平均フレームレート71.3fpsを記録し、フルHD解像度なら平均フレームレート167.5fpsと、144Hzゲーミング液晶の性能をしっかりと引き出してプレイすることができる結果になっている。