ベンチマークテスト：Apex Legend

続いて人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legend」のスコアを確認していこう。画質設定はプリセットが用意されていないため、できる限り高品質な設定を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類。なおフレームレートは「トレーニング」を1分間周回したときのスコアを「CapFrameX」で計測している。

「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」よりは若干スコアが下がるものの、フルHD解像度であれば高リフレッシュレートの液晶ディスプレイが視野に入ってくる。またWQHD解像度でも60fpsをクリアしており、マルチプレイでも快適にゲームを楽しむことができるだろう。ただし、4K解像度では30fps台までスコアが落ち込み、画質をかなり調整する必要がありそうだ。

ベンチマークテスト：フォートナイト

人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアも確認していこう。解像度はこれまでと同じ3種類で、APIはDirectX 12を選択している。またグラフィックスクオリティは“最高”に加え、“最低”をベースに3D解像度を“100％”、描画距離を“最高”に変更したフレームレート重視のカスタム設定でも計測を行っている。

バトルロイヤルゲームながら画質にも注力している「フォートナイト」。“最高”品質で快適にゲームができるのはフルHD解像度までと考えたほうがいいだろう。ただし、フレームレートを重視したカスタム設定にすることで、フルHD解像度なら約215fps、WQHD解像度で約140fps、4K解像度でも約70fpsと大幅にスコアが改善し、WQHD解像度までなら高リフレッシュレートの液晶ディスプレイを組み合わせた場合でも、その性能を存分に発揮できるようになる。

ベンチマークテスト：バイオハザードヴィレッジ

ゲームベンチマークのラストは、レイトレーシングにも対応するバイオハザードの最新タイトル「バイオハザード ヴィレッジ」を確認していこう。グラフィックス設定は最高の“限界突破”を選択し、解像度はフルHDに固定。またAMDの超解像技術「AMD FidelityFX Super Resolution（FSR）」とレイトレーシング機能を有効にした状態でも計測を実施した。

通常のラスタライズを使用した場合のフレームレートは約75fpsで、フルHD解像度なら画質を重視した設定でも全く動作に問題はない。ちなみに解像度がフルHDと低めなこともあり超解像技術「AMD FidelityFX Super Resolution（FSR）」については目立った効果は見られなかった。そしてレイトレーシング機能を有効にした場合だが、こちらはFSRを併用しても8fps前後で頭打ち。やはりRadeon RX 6500 XTではレイトレーシング機能はおまけ程度に考えたほうが良さそうだ。