エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1108
2022.02.21 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
スペースが限られているため、ファンコネクタはCPUファン用の「CPU_FAN1」、CPUファン/ウォーターポンプ用の「CPU_FAN2/WP」、ケースファン用の「CHA_FAN1」のシンプルな構成。いずれも基板上側に並んで配置され、ファンの回転数はファンコントローラ「FAN-Tastic Tuning」を使い、細かく制御することができる。
4pinファンコネクタは計3基と必要最小限。とは言え、Mini-ITX向けのコンパクトPCケースならコネクタが不足することはないだろう |
3基の4pinファンコネクタはいずれも「FAN-Tastic Tuning」で回転数を細く設定できる |
続いてLEDのピンヘッダを確認すると、基板上側中央にアドレサブルRGB LEDに対応する5V/3pinx1、基板右端中央にRGB LEDに対応する12V/4pinx1を搭載する。基板上にはイルミネーション機能は実装されていないが、ピンヘッダのイルミネーションは当然ながら「Polychrome Sync」機能を使って制御することができる。
LEDピンヘッダも5V/3pinx1、12V/4pinx1の計2基と必要最小限。基板上に標準でLED機能がないため、敢えて光らせない構成もありだろう |
イルミネーションは「Polychrome Sync」でまとめて制御することができる |
画像セッションのラストはここまで紹介できなかった、各種コネクタやチップ類をまとめてチェックしていこう。
Thunderbolt 4コントローラはIntel「JHL8340」で、その横には有線LANコントローラの「Killer E3100」も確認できる |
メイン電源用のATX24pinコネクタ | ATX 12Vの補助電源コネクタは8pinx1 |
コンシューマ向けマザーボードでは珍しい、10層の高品質なPCBを採用 |
基板裏にはバックプレートも実装。基板の歪み防止のほか、電源部分にはサーマルパッドを備え、裏側から放熱を助ける役目も担っているようだ |