エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1110
2022.02.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
「Optix MAG281URF」は、VESAのHDR規格であるDisplayHDR 400に準拠している。黒つぶれや白飛びを抑え、メリハリの効いた映像として表現でき、もっとも明るい箇所と暗い箇所どちらの階調も犠牲にすることなくリアルな表現が可能。ゲームによっては不自然な色合いになることも少なくないため、ONにするかはプレイ次第といったところ。むしろゲームより動画視聴で効果を発揮する機能であり、自然な色彩に変えてくれるシーンが多数確認できた。
MSI製液晶ディスプレイの上位モデルで採用されることが多い「KVMスイッチ」は「Optix MAG281URF」にも搭載されている。キーボード・マウスなど2つのUSBデバイスを2台のPCで共有できるで、使ってみると非常に便利。PC本体とノートPCはもちろん、組み合わせによってはPS5でもキーボード・マウスの共有が可能になる。
帰宅後すぐにノートPCをディスプレイと接続して使うといったシーンのほか、PS5のゲームをキーボード・マウスでプレイすることもできる。PCゲームで使い慣れたキーボード・マウスをPS5でも使えるというのは、ゲーマーにとっては嬉しい機能だ。
各種設定をPC上から変更できる便利な総合ユーティリティ「GAMING OSD」についても触れておこう。12種類から選ぶ画質プリセットの選択や「NVIDIA G-SYNC Compatible」「ナイトビジョン」のON/OFF、クロスヘア配置に加え、マウスや電源の設定、ウインドウの分割、さらには物理ジョイスティック「Naviキー」の機能割り当てまで必要な項目をカスタマイズする事ができる。
RGBライティング「Mystic Light」のイルミネーション設定はソフト上からカスタマイズできる |