BIOSTAR「B660GTQ」　実勢売価税込21,500円前後（2022年1月28日発売） 製品情報（BIOSTAR Microtech International/株式会社アユート）

品質に妥協しないIntel B660ミドルレンジモデル「B660GTQ」

最近では低価格モデルや変わり種だけでなく、先日詳細レビューをお届けした最新フラッグシップ「Z690 VALKYRIE」をはじめとした、高品質な製品にも注力をしているBIOSTAR。今回取り上げるIntel B660チップセットのミドルレンジ「B660GTQ」もまさにその流れを汲む製品だ。

ブラックをベースにブルーのワンポイントが飾られたBIOSTAR「B660GTQ」。電源回路の大型ヒートシンクや、M.2ヒートシンクも完備され高級感のある仕上がりだ

Intel 600シリーズの中でも特に人気のチップセットということもあり、各社から豊富なラインナップが揃うIntel B660マザーボード。エントリークラスなら1万円台半ばから購入できるが、メモリスロットが2本に削減されていたり、電源回路のフェーズ数や搭載パーツ、冷却システムが簡素化されるなど、制限が気になる製品も少なくない。

「B660GTQ」の品質へのこだわりを最も感じられる電源回路。フェーズ数だけでなく、使用しているパーツも厳選された高品質なものばかり

一方Intel B660チップセットの中ではちょうどミドルレンジに位置づけられる「B660GTQ」では、同価格帯の中では最高クラスとなる「70A Dr.MOS」による12フェーズの強力な電源回路と、2ブロック構成の大型ヒートシンクを標準装備。またメモリスロットには最大128GBまで増設できる4本のDDR4スロットを搭載する。

MicroATXとしては標準的なサイズのパッケージ。ミドルレンジモデルらしく付属品はクイックインストールガイド、ドライバDVD、SATAケーブル4本のみのシンプルな構成。なおM.2 SSD固定用ネジはマザーボードに予め装着済み

また第12世代Intel Coreプロセッサで始めて対応したPCI-Express5.0（x16）スロットや、アルミニウムヒートシンク「M.2 Cooling Protection」を備えたPCI-Express4.0（x4）対応のデュアルM.2スロット、分離構造の高音質なオーディオ回路、2.5ギガビットLANなど機能面もなかなか充実している。

さらに今なら購入後1ヶ月以内（申込期限2022年12月31日）に「BIOSTAR VIP CARE」にて製品登録を行うだけで、保証期間を通常の1年から4年間に延長することが可能。長期間の運用を検討している人でも安心して購入することができる。