エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1116
2022.03.16 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
ここからは「CrystalDiskMark 8.0.4」を使い、データサイズによる性能の違いを中心に確認していこう。なおテストサイズは16MiB、128MiB、1GiB、8GiB、64GiBの5種類を選択して行っている。
【16MiB(MB/s)】 | 【16MiB(IOPS)】 |
【128MiB(MB/s)】 | 【128MiB(IOPS)】 |
【1GiB(MB/s)】 | 【1GiB(IOPS)】 |
【8GiB(MB/s)】 | 【8GiB(IOPS)】 |
【64GiB(MB/s)】 | 【64GiB(IOPS)】 |
シーケンシャルアクセスの最高値は読込が7,271MB/sec、書込が6,793MB/secで、いずれも公称値まであと一歩に迫る良好なスコアを記録する。またデータサイズによる影響を確認すると16MiBで若干伸び悩むものの、それ以外はほとんどブレがなく安定した転送速度が期待できる。
続いてランダムアクセスを確認すると最高値は読込、書込とも1,000,000 IOPSを超えており、いずれも公称値を上回るスコアを記録した。特に書込は約1,200,000 IOPSという圧巻のパフォーマンスを発揮し、「Rocket 4 Plus」シリーズはランダムアクセスを得意としているようだ。
【16MiB(MB/s)】 | 【16MiB(IOPS)】 |
【128MiB(MB/s)】 | 【128MiB(IOPS)】 |
【1GiB(MB/s)】 | 【1GiB(IOPS)】 |
【8GiB(MB/s)】 | 【8GiB(IOPS)】 |
【64GiB(MB/s)】 | 【64GiB(IOPS)】 |
圧縮率の上がる「All 0×00 (0Fill)」でも、書込についてはシーケンシャル・ランダムとも「デフォルト (ランダム)」とほぼ同じ結果だった。また読込はランダムでは大きな差がないものの、シーケンシャルについてはいずれのデータサイズでもインターフェイスの限界に迫る7,398MB/secをマークした。「デフォルト (ランダム)」でも非常に高速な「Rocket 4 Plus」だが、圧縮率が高く大容量なRAWデータなどの読込ではさらなる速度向上が期待できる。