エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1139
2022.05.13 更新
文:撮影・ジャイアン鈴木
サンコー「俺のゲーミングブース」(型番:C-DBT21B) 直販価格5,980円 製品情報(サンコー株式会社) |
「俺のゲーミングブース」は、ポリエステル100%の生地と金属製フレームで構成された室内用テント。サイズは展開時で高さ160cm、奥行き130cm、幅130cm、ケース収納時で高さ62cm、幅62cm、奥行き5cm、重量は2,200g。利用できる机のサイズの目安は、幅45cm、奥行き120cmとされている。ちなみに筆者は身長185cmで、椅子に座った場合の高さは140cm前後だが、問題なく利用できた。よっぽど髪を逆立てていなければ、身長190cmぐらいまで利用可能だと思う。
製品はエアークッションにくるまれた状態で配送される | 日本語マニュアルが付属。ケース収納時のサイズは高さ62cm、幅62cm、奥行き5cm |
ケースには運搬に便利な持ち手が付いている | フレームは平形の金属製。試用中、ゲーミングチェアのキャスターでフレームを数回踏んでしまったが、壊れることはなかった |
本製品の展開は容易だ。専用ケースから取り出し、開くように広げていけば、自立する大型テントが完成する。特に骨組みなどを組み立てる必要はない。注意点をしいて挙げるとすれば、構造上勢いよく開く可能性があるので、広い場所でゆっくりと作業することぐらいだ。
展開は「レフ板」とほぼ同じ要領。基本的には開いていくだけで完成する |
サイズは展開時で高さ160cm、幅130cm、奥行き130cm。部屋の中央に置くとかなりの存在感だ |
展開自体は簡単だが、設置にはやや手間取った。これは筆者のPCの設置方法がやや特殊なため。スタンディングデスクに48インチ有機ELテレビを載せて、机の左横にデスクトップPCを2台床置きしていたので、ケーブル類が床ぎりぎりを這うように整理する必要があった。
また、スタンディングデスクが側机と本棚に挟まれていたので、スペースにも余裕がなかった。さらに、説明書にはテントの入り口から机を入れるようにと解説されていたが、スタンディングデスクをひとりで持ち上げるのは現実的ではない。
そこで今回は、スタンディングデスクの上からかぶせるように「俺のゲーミングブース」を設置した。このほうがディスプレイや机の小物類を置いたままセットアップできるのでオススメだ。
これが筆者の仕事部屋。スタンディングデスクの上に48インチ有機ELテレビを置き、机の左側にデスクトップPCを2台床置きしている |
最初は「俺のゲーミングブース」の外からスタンディングデスクにかぶせようとしたが、フレーム2ヵ所をつかんだだけではうまく持ち上げられなかった。そのため中に入って手や頭で支えるようにしてかぶせてみた |
最後にゲーミングチェアを入れてセットアップ完了。筆者の身体が大きすぎるせいでやや出入りが窮屈だが、座ってしまえば快適なゲーム環境が完成する |
ファスナーの引き手は表と裏に付いており、外からでも中からでも開け閉めできる |