エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1141
2022.05.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原/テストセッション:池西 樹/Tawashi
新開発のPCケースや、搭載パーツの詳細を確認したところで、ここからは実際に「G-GEAR Aim GB7J-H221/BRGB(GLASS&LED)」を起動して、そのパフォーマンスを簡単にチェックしていこう。スペックをおさらいしておくと、CPUは第12世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i7-12700Kで、メモリは3,200MHz駆動のDDR4 16GB(8GB×2枚)、グラフィックスカードは標準のGeForce RTX 3070 TiからGeForce RTX 3060 Tiに変更され、よりワットパフォーマンスを重視した構成になっている。(検証:土屋 和樹)
CPUはPコアが8コア/16スレッド、Eコアが4コア/4スレッドのCore i7-12700Kで、メモリにはコストパフォーマンスに優れるDDR4メモリを採用 |
Power Limitの設定はPL1が125W、PL2が190Wに設定されていた |
グラフィックスカードにはCUDAコア数4,864基のGeForce RTX 3060 Tiを搭載。オーバークロック仕様のモデルで、ゲーム時は最高1,980MHzまでクロックが上昇した |
まずはCPUレンダリングベンチマークの定番「CINEBENCH R15」を使い、CPUの最高パフォーマンスをチェックしていこう。
シングルコアテストは276cbで、データベースのスコアを見ても分かる通り、現行のCPUの中ではトップクラスのパフォーマンスを発揮する。またマルチコアテストはほぼコア数通りスコアが上昇し、シングルコアテストの約11.5倍の3,271cbをマークした。
続いて「CINEBENCH R15」よりも処理が重く高負荷状態が長く続く「CINEBENCH R20」のスコアもチェックしていこう
シングルコアテストは741ptsで、やはり現行のCPUの中ではトップクラスの性能。マルチコアテストについてもシングルコアテストの約11.5倍となる8,481ptsをマークしており、ゲームをしながら動画の配信や、レンダリングなどのクリエイティブな作業でも快適に処理をすることができるだろう。
「CINEBENCH」系のラストは、マルチコアCPUに最適化されている最新ベンチマーク「CINEBENCH R23」をチェックしていこう。
シングルコアテストは1,935ptsで、Core i9-12900KSやCore i9-12900Kに次ぐ結果。またマルチコアテストは、これまでと同様シングルコアテストの約11.5倍となる22,180ptsをマークしており、「G-GEAR Aim GB7J-H221/BRGB(GLASS&LED)」では、シングルスレッド、マルチスレッド処理とも、第12世代Intel Coreプロセッサの性能を十分引き出すことができている。