エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1142
2022.05.19 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて「AK400」のマザーボードへの搭載手順を紹介しておこう。今回はIntel LGA1700プラットフォームを使い解説するが、Intel LGA1200/115xや、Socket AM4でもベース部分以外の手順は全く同じ。さらに付属のマニュアルはイラストで搭載手順が解説されているため、比較的経験の浅い自作PCユーザーでも問題なく作業を進める事ができるだろう。
CPUクーラー用ホールに合わせて、マザーボード裏面から「Intel用バックプレート」を取り付ける | マザーボードを表面にして、4箇所のCPUクーラーホールからピンが出ているかを確認する |
「Intel用バックプレート」の4本のピンに「LGA1700用スペーサー」を取り付ける |
「リテンション」を「LGA1700用スペーサー」の上に仮置きして、4本の「Intel用リテンション固定ネジ」で固定 |
「リテンション」の固定が完了したらヒートシンクを載せて、ベースプレートに実装されているスプリングネジ式ブリッジを締め付ける。このとき均等に力が掛かるよう、両側を交互に少しずつ締め付けるようにする |
スプリングネジを最後まで締め切りグラつきがなければヒートシンクの搭載は完了だ |
最後にワイヤークリップで冷却ファンを固定し、PWMファンコネクタをマザーボード上の4pinコネクタに接続する |
幅45mmのナローデザインヒートシンクを採用する「AK400」。マザーボードに装着した後に隣接するメモリスロットとのクリアランスを確認したが、スロット上空にはみ出すものは一切なかった。大型のヒートシンクを搭載する、オーバークロックメモリを使用する場合でも干渉する心配はないだろう。
今回は4枚のメモリを搭載する場合を想定して、敢えてCPUソケットに一番近いDIMMA1スロットにメモリを実装しているが、冷却ファンを搭載した場合でもスロットに干渉することはなかった |