ベンチマークテスト：VALORANT

次に実行するのは、やはり高フレームレート環境で遊びたいFPSタイトルから「VALORANT」をチョイス。画質設定はできる限り高品質な設定（FPS制限はオフ）を選択し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定して計測を行った。

ミドルスペックでも軽快に遊べるタイトルとあって、フルHDとWQHDではグラフィックス性能が飽和してしまっている。4K解像度でも平均500fps以上と圧巻のフレームレートを叩き出しており、快適さは十分すぎるほど。どのような周辺機器を組み合わせても、その性能を十二分に引き出したプレイが可能だろう。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

続いて重量級のオープンワールド型アクションゲーム「Watch Dogs Legion」を動作させ、そのパフォーマンスを確認する。画質設定は“最大”を選択し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターン。計測にはゲーム内ベンチマークテストを使用している。また、レイトレーシングの反射効果を“最大”、DLSSを“品質”に設定した状態も合わせて計測を行った。

4K解像度では平均70fps前後とやや物足りないが、平均100fps以上をマークしたWQHD以下の設定であれば、高リフレッシュレート液晶を組み合わせたプレイが快適そうだ。DLSSと併用であれば、レイトレーシングを有効にしてもWQHD解像度で平均90fpsに迫るプレイが可能。画質重視のユーザーも文句なしだろう。

ベンチマークテスト：ELDEN RING

最後は広大なフィールドを探索しながら強敵に挑む、アクションRPGの「ELDEN RING」でゲーム検証を締めくくろう。テクスチャ品質は“最高”を選択、解像度はこれまで同様にフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定している。

「ELDEN RING」のPC版はフレームレート上限が60fps止まりになっている。そのためCore i9-12900KSとGeForce RTX 3090 Tiを搭載したマシンにとっては役不足のようで、4Kをはじめどの環境でもフレームレート上限に張り付いた状態でプレイが可能だ。上限開放やレイトレーシングの有効化など、ゲーム側のアップデートに期待がかかる。