エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1150
2022.06.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
レビューの締めくくりは、組み込み手順を画像で確認。27型の液晶パネルは約4.5kgと取り扱いは容易。パネルや本体にキズがつかないよう、慎重に組み立てを進めていこう。なお、パッケージの外形寸法は幅865mm、高さ485mm、奥行き148mm、重量は約8kg。手持ちで十分持ち運べるが、キャリーカートがあればより安全だ。
パッケージは茶箱で液晶背面がデザインされている。左下にはIPS、165Hz、1msなどの製品情報が記載されていた |
液晶本体は画面に傷をつけないように、慎重に取り扱おう | アームは頑丈で剛性も高い作り。ベース部分と一体型になっている |
VESA規格(100mm×100mm)に準拠したアームの取り付け部。付属のネジでアームをしっかりと固定する。もちろん、サードパーティ製のモニターアームも取り付け可能 |
最後にアームと台座を接続し付属のネジで固定すれば作業は完了する |
ローエンドからハイエンドまで、さまざな液晶ディスプレイを取り扱うMSI。そんな中、今回取り上げた「Optix G273」は、27型フルHDという現在の市場で主流のサイズと解像度に対応。それでいて、リフレッシュレート165Hzでディスプレイ同期「NVIDIA G-SYNC Compatible」をサポートするなど、ゲーミング液晶ディスプレイとして必要なスペックを備えつつも価格が安いコストパフォーマンスに優れたモデルだ。
コンシューマゲーム機でも60FPSを超えるフレームレートで楽しめるのはPS5の大きな魅力のひとつだが、「Optix G273」ならその性能をしっかり引き出せる。各部調整機能の少なさやUSBハブの非搭載など、コストカットの影響は少なからずあるものの、無駄を省きシンプルにゲーミング機能を追求した割り切り仕様は、ユーザーにとっても歓迎のはずだ。ゲームの主流は未だにフルHDという点を考えれば、GeForce RTX 3060/3060 TiクラスのPCと組み合わせるゲーミング液晶ディスプレイとして是非ともチェックしておきたい1台だ。
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社