エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1158
2022.06.22 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは写真で「Konaotoshi-343119」を確認していこう。圧倒的存在感を醸し出す幅242mm、奥行き544mm、高さ573mmの「MasterCase SL600M BLACK EDITION」は、外観から見てもワクワクしてくる。ボトムからトップまで一体感のあるフラットなデザインに、「BariKata」ロゴ、内部を魅せる強化ガラス採用サイドパネル、さらに着脱可能なトップパネルと目を引くトピック満載だが、高エアフローな設計も見逃せない。ボトムに装備された200mmファン×2基から吸気され、トップに備える360mmラジエター搭載の120mmファン×3基で排気する仕組みで、新鮮な外気をボトムから吸気し、グラフィックスカード、マザーボード、ラジエターを通った温まった空気をトップから強制排気する自然な流れ。32スレッドCPUのRyzen 9や、高発熱なGeForce RTX 3080も不安なく運用できるようになっている。
フロントだけでなく、リアにも排気口は備えないフラットなデザイン |
ボトムに2基の200mmファンを装備。グラフィックスカードに新鮮な外気をあてる仕組みだ |
ボトムを埋める圧巻の200mmファン。強力なエアフローを実現する |
ボトムを覆う大型の着脱式ダストフィルター |
ダストフィルターは途中で折れ曲がるので、背後にスペースがなくとも着脱できる |
トップカバーは簡単に着脱できる。トップ装備のラジエターに搭載されているRGB LEDファンのLEDギミックを楽しむなら、外して運用するのもありだ。
トップカバーは一体感のあるデザイン。ツールレスで簡単に着脱できる |
トップカバーを外し、シャーシ部を確認するとメッシュパネル仕様だった |
スタンドは筐体と一体になっている |