エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1158
2022.06.22 更新
文:撮影・藤田 忠
「Konaotoshi-343119」が採用する「MasterCase SL600M BLACK EDITION」のギミックだが、フロントトップのUSBインターフェイスが発光するのもトピックだ。インターフェイス部には近接センサーを備え、USBポートを使おうとすると自動で端子部がホワイトに発光。USBポートの視認性は抜群だ。また、フロントインターフェイス部には、スライドスイッチ式のファンコントローラーも搭載する。
USBポートは、USB3.0×2、USB2.0×2、USB3.1 Type-C×1と充実している。ヘッドセットやゲームパッド、USBメモリなど、USBデバイスの接続に困ることはないと言える。
フロントトップ装備のインターフェイス。USBポートが豊富だ |
USBポート部が自動的に発光するギミックを搭載。暗がりでの視認性を高めている | スライドスイッチ式のファンコントローラーを装備している |
リアインターフェースも充実。USBポートに困ることはない | グラフィックスカードの出力端子は4系統で、HDMI×1、DisplayPort×3で構成されている |
続いては「Konaotoshi-343119」のサイドパネルなどを取り外して、その内部構造や搭載パーツを確認していこう。トップのメッシュカバーやフロントパネルはシャーシ内側からツメで固定されているので、ツメを解除することで簡単に取り外せる。
爪で固定されたトップのメッシュカバーは取り外し可能 |
トップ装備のラジエターに取り付けられている3基の120mmファンを確認できる |
フロントパネルもシャーシとツメで固定されており、内側から解除することで取り外せる |
フロントパネルを外したシャーシ部には2.5/3.5インチストレージベイを装備する |
左サイドパネルには強化ガラスを採用する |
右サイドパネル。パネル裏面には防音材などは貼り付けられていなかった |
大型VGAクーラーを備えたグラフィックスカードや、オールインワン水冷ユニットのウォーターブロックも目を引くが、各種ケーブルの取り回しにも注目したいところだ。
ケーブルの露出は最小限 | 比較的目立つグラフィックスカードのPCIe補助電源ケーブルも、フロントカバーで隠れるようになっている |
BTO PCの組み立て品質を推し量れる裏面スペースのケーブル取り回し |
各種ケーブルは奇麗にまとめられている |
ファンコントローラーを含め、フロントインターフェイスの制御基板。ファンはボトムの2基のほか、さらに2基接続して制御可能 | 裏面スペースには、2基の2.5インチストレージベイも備える |
電源ユニットはフロントに装備されているが、電源コネクタは従来と同じく、背面ボトムに実装 |